お盆を過ぎてもなお、残暑厳しいですね。
皆様いかがお過ごしでしょうか?( ˘ω˘ )
今日は耳慣れ無い、
振袖の名称をご紹介させていただきます。
日頃、着物など、身近に無い今の時代、
耳慣れ無いのは当然のこと、
知らないのは無理も無いですよね。
でも、草履のことを靴と言ったり、
足袋のことを靴下と言ったりしては、
ちょっと恥ずかしい時もありますよね。
購入時やレンタル時、着付けの時にトラブルをなくすためにも、
少し着物の名称を覚えておくと良いですよ。
まず半衿とは、顔に一番近い衿のことです。
白の他に刺繍半衿や色半衿があります。
これは、長襦袢に縫い付けられています。
半衿は外してお洗濯ができます。
ファンデーションや皮脂汚れが着いた時は、
キレイに洗いましょう。
刺繍半衿など、お洗濯し難い時は、
呉服屋さんに相談して下さい。
伊達衿は、重ね衿とも呼ばれ、
着物の衿と半衿との間にある飾り衿のことです。
ラメが入った三重重ねや、五十重ねになったものや、
レースやパールビーズの付いたものなどがあります。
衣紋と言う言葉があります。
これは、後ろ衿の開き具合のことです。
後ろ衿を開けることを
“衣紋を抜く”という言い方をします。
キレイに衣紋を抜く為に、
“衣紋抜き”という紐が長襦袢の後ろ衿の
付け根に縫い付けてあることがあります。
衣紋抜きを下方に引くと、
後ろ衿がキレイに開き、
上手に衣紋を抜くことができます。
帯締めは、帯が解け無いように、
最後に締める紐のことです。
帯締めには、パールビーズの付いたものや蜻蛉玉や花飾り、
水引飾りの付いた物などがあったり、
カラフルなフサの付いたものなどがあります。
最近は特に、帯締めが、帯の前面を飾り、
振袖の装飾的な要素が強くなっています♪
帯揚げは、帯の上部分に結ぶ小物です。
絞りのものや、ラメの入ったもの、
刺繍の入ったものなど色々あります。
結び方も、いりく結びや一文字結び、結びきり、
はさみ込みなど色々あり、
帯上方をおしゃれに飾ってくれます(*^ω^*)
足袋は、こはぜと言う留め具が付いています。
こはぜは、4枚のものと5枚のものがあります。
一般的には4枚のものを使います。
素材も綿のものやナイロンなどの化繊のものがあります。
また、寒い時期用に中が
ネル張りになったものもあります。
成人式は1月ですので、ネル張りの足袋や、
ヒート素材の中履きの足袋インナーを着用するのがお勧めです!
草履は、台と鼻緒で出来た履き物です。
正装の時は、バックとセットになったものを
着用するのが一般的です。
振袖に適した帯地のものや、
エナメルなどの素材を選んでください。
普段、身近に無い振袖ですが、
少し名称を覚えてみて下さいね∩^ω^∩
振袖姿のご成人式は、
みんなから視線の集まる特別な日なので、
ちょっぴり物知りになって、
心にゆとりを持って、
素敵にお出かけ下さいませ♪
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