このページの先頭です

デジタルカタログを見る

ブログ

  1. HOME
  2. ブログ

振袖の名称

お盆を過ぎてもなお、残暑厳しいですね。

皆様いかがお過ごしでしょうか?( ˘ω˘ )
今日は耳慣れ無い、

振袖の名称をご紹介させていただきます。

日頃、着物など、身近に無い今の時代、

耳慣れ無いのは当然のこと、

知らないのは無理も無いですよね。

でも、草履のことを靴と言ったり、

足袋のことを靴下と言ったりしては、

ちょっと恥ずかしい時もありますよね。

購入時やレンタル時、着付けの時にトラブルをなくすためにも、

少し着物の名称を覚えておくと良いですよ。

まず半衿とは、顔に一番近い衿のことです。

白の他に刺繍半衿や色半衿があります。

これは、長襦袢に縫い付けられています。

半衿は外してお洗濯ができます。

ファンデーションや皮脂汚れが着いた時は、

キレイに洗いましょう。

刺繍半衿など、お洗濯し難い時は、

呉服屋さんに相談して下さい。

伊達衿は、重ね衿とも呼ばれ、

着物の衿と半衿との間にある飾り衿のことです。

ラメが入った三重重ねや、五十重ねになったものや、

レースやパールビーズの付いたものなどがあります。

衣紋と言う言葉があります。

これは、後ろ衿の開き具合のことです。

後ろ衿を開けることを

“衣紋を抜く”という言い方をします。

キレイに衣紋を抜く為に、

“衣紋抜き”という紐が長襦袢の後ろ衿の

付け根に縫い付けてあることがあります。

衣紋抜きを下方に引くと、

後ろ衿がキレイに開き、

上手に衣紋を抜くことができます。

帯締めは、帯が解け無いように、

最後に締める紐のことです。

帯締めには、パールビーズの付いたものや蜻蛉玉や花飾り、

水引飾りの付いた物などがあったり、

カラフルなフサの付いたものなどがあります。

最近は特に、帯締めが、帯の前面を飾り、

振袖の装飾的な要素が強くなっています♪

帯揚げは、帯の上部分に結ぶ小物です。

絞りのものや、ラメの入ったもの、

刺繍の入ったものなど色々あります。

結び方も、いりく結びや一文字結び、結びきり、

はさみ込みなど色々あり、

帯上方をおしゃれに飾ってくれます(*^ω^*)

足袋は、こはぜと言う留め具が付いています。

こはぜは、4枚のものと5枚のものがあります。

一般的には4枚のものを使います。

素材も綿のものやナイロンなどの化繊のものがあります。

また、寒い時期用に中が

ネル張りになったものもあります。

成人式は1月ですので、ネル張りの足袋や、

ヒート素材の中履きの足袋インナーを着用するのがお勧めです!

草履は、台と鼻緒で出来た履き物です。

正装の時は、バックとセットになったものを

着用するのが一般的です。

振袖に適した帯地のものや、

エナメルなどの素材を選んでください。

普段、身近に無い振袖ですが、

少し名称を覚えてみて下さいね∩^ω^∩
振袖姿のご成人式は、

みんなから視線の集まる特別な日なので、

ちょっぴり物知りになって、

心にゆとりを持って、

素敵にお出かけ下さいませ♪

お振袖のお問い合わせ、ご来店ご予約は

 こちらから❤︎ ←