お電話で、振袖のご案内をさせて頂いている時に、
「うちの娘は成人式に行かない」と言っている。
とか、「行ったとしても振袖は着ない」と、
仰るお母様がいます。
正直、残念な気持ちになります。
もちろん着るか着ないかは、
個人の自由ですし、お金も掛かります。
そこで今回は、振袖を着る意味や歴史を知って頂き、
未だ2026年の成人式を悩まれている方や、
2027年の成人式、どうしよう?と、
思われる方に参考になればと思います(^o^)
このブログを読んで「成人式は、やはり振袖を着て行きたい」
と思って頂きましたら幸いです。
成人式と言えば、女性は華やかな振袖を
着ると言うイメージが定着していますが、
そもそも成人式に振袖を着るのは何故か(*´-`)?
その起源や理由を知っている方は少ないのではと思います。
成人式に振袖を着る理由は、
明治時代以降、振袖が未婚の女性の
第一礼装として定着したからです。
日本には古くから成人を祝う儀式が有り、
髪型や装いを変えて目に見える形で成長を祝い、
大人になる事への自覚を芽生えさせる意味があったのです。
そんな成人式に相応しい衣装が振袖なのです!
また、美しく華やかな晴れ着である振袖を着ることで、
両親や周囲の人達へ成長した姿を見せ、
感謝を伝えると言う意味合いも有ります。
そもそも、振袖が未婚の第一礼装とされたのは、
何故なのかが気になりませんか?
その歴史は江戸時代まで遡ります。
江戸時代の女性は普段着に「小袖」
と言う袖の短い着物を着るのが一般的でした。
しかし、江戸時代初期〜中期にかけて、
「小袖」の袖丈が、どんどん長くなって行きました。
その理由は諸説有りますが…
①袖が長い方が舞台上で美しく見えたから
②江戸時代の踊り子は、袖を振ることで感
情を表現していたから
③「振る」と言う動作には厄払いや清めの
意味が込められていたから
江戸時代の踊り子達が、
舞台上で袖の長い着物で踊り、
袖を振ることで愛情を、
袖にすがることで哀れみを表し、
求愛を受けて「好き」と伝える時は袂(たもと)を振り、
嫌いな時は袂を前後に振ることで意思表示をしていたのです。
こうした動作を一般庶民の未婚の女性たちも真似をし始め、
長い袖の着物は大流行します。
更に「振る」と言う仕草には古くから
厄払いやお清めの意味も込められいて、
よりご利益を得たいと言う考えから
着物の袖が長くなったと言われています。
こうして江戸時代の女性の普段着だった「小袖」は、
袖の長い「振袖」へと形を変え、
江戸時代末期〜明治時代に掛けて
正式に未婚女性の第一礼装となりました。
ですが、日常生活では袖が長いと勝手が悪い事から、
明治時代以降は普段の生活では振袖を着ることはなく、
しだいに特別な時の「晴れ着」として着られるようになりました。
こうした歴史的背景から、
現在も人生に一度の大切な「成人式」では、
振袖が「晴れ着」として着られているのです。
振袖の意味や歴史を知ると、
成人式が更に大切な行事に思えてきて、
「振袖」を妥協せずに気に入った1枚を選びたいものですね♪
お洒落の個性を存分に出せるのが振袖では無いでしょうか?
小物合わせなど、正解は有りません。
ご自身が可愛く行きたい方や、格好良く行きたい方、
また人とは違う個性的な振袖を選ばれたり、
小物合わせをされたりする事で、個性が出せます♪
創業115年を迎えた、
まるなかグループの《振袖専門店、一華》は、
歴史と信用、地域No.1の実績が有ります。
未だ、2026年の成人式に行こうか?
着ようか?
悩まれている方がいらっしゃいましたら、
お気軽にご相談下さいませ。
今なら全然、間に合います!
当店のプロのスタッフが誠心誠意、
お手伝いさせて頂きますので安心して、
ご予約を入れて下さいませ(*^ω^*)
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