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お母様の振袖リメイクチェック

リメイクをお考えの時、注意する事の1つ。

振袖の状態をまず確認をしてください。

たたみ方がわからないから出すのが怖くって…

広げて状態を確認できないので、そのまま持って来られる事も多いです。

おそらく、お母様が振袖を着られて

20年くらい経っているかと思います。

しまいっぱなしになっているとどうしても、

湿っぽいニオイやカビっぽいニオイがしていたり、

防虫剤のニオイが振袖や長襦袢についていたりする場合があります。

あとは、ちゃんと畳んで入れておいたはずが、

変な所に折りシワができている事も。

ニオイは干すだけではとれません。

また、キツくできてしまったシワは

簡単なプレス(シワ伸ばし)ではなおらないので、

一度お手入れに出されてた方がよい場合もあります。

先日、お持ち下さったお振袖と長襦袢を広げてみると、

長襦袢の背中の部分に転々とシミがありました。

原因は、湿気によるたとう紙(長襦袢を包んでいる衣装紙)の

変色が長襦袢に浸透して色がうつっていまった。

このようなら状態になってしまったら、

丸洗いでは取れないので、

着物専門の職人さんにお願いするしかありません。

ただ、取れるシミもあれば、取れないシミもあります。

着物についてしまったシミや汚れは

必ず着物専門の職人さんに相談して下さいね。

ほんとうに見違えるくらいに、スッキリと綺麗になります。

■職人さんとの相談会日程■

八幡本店  10時〜19時

3月17日(金)、18日(土)、19日(日)、20日(月)

イズミヤ大久保店 10時〜18時 

3月24日(金)、25日(土)、26日(日)、27日(月)

27日のみ14時まで

来場の際は必ずご予約下さい

075-981-5298

●パールトーン加工もおすすめ

パールトーン加工とは、撥水加工です。

着物の風合いは全く変わりません。

水を弾くので、雨や雪の日も安心。 

飲み物や食べ物をこぼしてしまっても

シミになりのを防いでくれます。

パールトーンアフターがあるので、

着用後のお手入れもお財布に優しいです。

●クリーニング後に大切な事

着物を包んでいる[たとう紙]は樟脳の臭いがついたり、

汚れたまま使用しないで下さい。

ヨレヨレになっている物も要注意です。

湿気を多く含んでいるので新しい物に変えましょう。

●保管方法

湿気と虫から守る事!

保管に1番いいのは、桐タンスです。

桐箪笥は湿気を寄せ付けにくいという特徴がり、

カビの発生を防ぐことができるからです。

一番の大敵、カビから着物を守ってくれるというだけでなく、

桐自体が虫が付きにくい、

燃えにくいという特性もあるようです。

このような理由から、

着物には桐ダンスが最適とされているんですね。

しかし、高価なものであるし、

置く場所もない!という方がほとんどではないでしょうか?

桐タンス以外で着物を保管することはできます!

洋服ダンスやプラスチックケースなどでも、

ちょっとした注意をすれば保管できます。

洋服ダンスやプラスチックケースは、

湿気が入り込みやすいので、

閉めっぱなしにしないで、晴れた日や乾燥している日に、

扉を少し開けてタンスの中の湿気をできるだけ発散させて、

できれば年に2回くらいは「※虫干し」しましょう。

※虫干し-乾燥した季節、10~12月か2月~3月、5月のうち、

年に2回は出して、「吊るし干し」

乾燥剤をきものや帯に直接ふれないように

タンスや衣裳箱の四隅に入れましょう。

正絹は基本的に虫はつかないといわれています。

昔はウールの着物と一緒に入れていたので防虫剤を入れていましたが、

ウール素材の物と別にしている場合は乾燥剤だけで大丈夫です。

ただし、着用後、クリーニングに出さずに汗や食べ物がついたまま、

しまってしまうとそれを虫が食べて一緒に生地まで食べてしまう事があるので、

着用後はクリーニングに出してください。

更にもっと手軽に手間もかからない、

便利な物もあります!

☆安心きもの収納パック「キモノの休息。」 ☆

安大切なきものや帯を守る長期保管の強い見方

抗菌・防虫・調湿機能付き

たとう紙のまま、着物と長襦袢、帯の1セットが入る優れ物!!

シグナル付きで分かりやすい!

これで保管は安心ですね。

詳しくは一華、または

まるなか呉服店まで気軽にお問い合わせ下さいませ。

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