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振袖の着崩れ直し

暑い日が続いていますが、

いかがお過ごしでしょうか( ˘ω˘ )?

前撮り撮影も終わられて、

あとは成人式を待つばかりというお嬢様もおられるかと思います。
前撮りの時と違って、成人式当日は振袖を着ている時間も長くなりますし、

お店のスタッフやお母様と離れて、

お嬢様ひとりになりますので、

やはり心配や不安がいっぱいですよね。

着崩れてきたら、どうしよう?トイレに行きたくなったら?

振袖を汚してしまったら?
日頃に着慣れ無い振袖ですので、

応急処置の仕方を知っていると、慌てず助かりますよね。

まず、着崩れてきた時の対処法です。

よくあるのが、襟元の着崩れです。

指でそっと襟元を触ってみて、

長襦袢の衿が丁度良い幅で出ているか、

左右は同じ幅になっているかを確かめて下さい。

崩れていたら、上前は半衿、重ね衿、

着物の衿の幅を指で整えながら、右脇側に軽く引きます。

下前は、左手を身八つ口(脇口)から入れ、衿を摘んで軽く引っ張ります。
おはしょりが弛んできたり、膨らんできた時は、

両手の指先を帯の下中央に差し込んで、

余分なたるみを左右の脇によせます。

また、おはしょりが帯の中に引っ込んでしまった時には、

帯の下方を片方の手で少し持ちあげ、

反対の手でおはしょりを下方にひっぱります。

おはしょりは、だいたい帯下8センチくらいを目安に整えましょう。

裾線が下がってきた時は、

おはしょりの下の腰紐に下がった分をたくし上げて挟み込みましょう。
お尻のあたりがだぶついてきた時は、

手で弛んだ部分を撫で上げて、だぶつきをおはしょりの下の腰紐に挟みあげます。
身八つ口あたりがダブついてきた時は、

上身頃の上前のたるみを指先でなぞって左脇にあつめ、

帯揚げの下に軽くおしこんで、整えます。

帯が下がってきた時は、背中の側で、

帯の下にタオルを差し込んで、胴回りの緩みをなくします。
着崩れを少なくするために、

立ったり座ったりする時は裾を踏まないように気を付けて、

両足は出来るだけ揃えてゆっくりと立ち上がって下さいませ。

また、階段の上り下りは、上前をおはしょりの下で軽く持ち上げるようにしましょう。

車に乗る時は、お尻、頭の順に体を入れて、最後に足をいれます。

車内では、シートに深く座らないで、腰の後ろにクッションなどを当て、

帯と背もたれの間をあけておくとよいですね。

また、腕を高く上げることは避けて、

肘を見せない程度にしましょう。

日頃着慣れ無い振袖ですが、美しい着姿で、

成人式の思い出を沢山作って下さいね。
成人式、振袖のご相談もお受けしておりますので

まずは、ご来店ご予約をお待ちしております(*^ω^*)

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