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振袖選び 色や柄が持つ意味

これから、振袖選びを始めようとお考えの再来年、

明明後年のご成人のお嬢様やご家族様のために、
振袖選びの一つのポイントとなる

色や柄のお話をお届けしたいと思います(*^^*)

未婚女性の第一礼装とされる振袖ですが、

その色や柄にはさまざまな意味が込められているのをご存知ですか?

色や柄、それぞれの持つ意味やイメージを知ると、

振袖選びがより一層楽しくなることでしょう!!

ここでは代表的なものをいくつかご紹介致します。

『 日本人の繊細な色彩感覚 』

日本人は古来より、四季の移り変わりによる

色彩の変化を敏感に感じ取ってきました。
植物の色や、虫や鳥の羽などに美しさを見出し、

衣服の色に取り込んできたのです。
例えば「赤」なら朱色、緋色、

赤紅色など、実に豊かな色数があります。

【 赤 】

 赤は魔除けの意味を持ちます。
 太陽や火、血の色でもあり、古くから神聖な色とされてきました。

【 ピンク 】

 桃色や桜色、ローズなど、女性らしく可愛い色み。
 優しさや柔らかさを感じさせます。

【 緑 】

 自然や植物をイメージさせる緑は、穏やかな癒やしの色。
 安定感や調和を表します。

【 青 】

 晴れ渡る空や美しい海をイメージさせる青。
 冷静さを意味し、知性を表す色でもあります。

【 紫 】

 日本だけでなく世界的にも「高貴な色」とされます。
 優雅さや高級感を感じさせます。

【 白 】

 清らかで、汚れのないものの象徴として使用される白。
 無垢で清楚な印象を与えます。

『 身の回りのあらゆるものを文様に 』

動物、植物、乗り物、道具などの

身近なものをモチーフにした柄や、
さらには自然現象や風景にいたるまで、

様々なものが文様化されてきました。
そこには季節や品格、願い事などが表現されています。

< 花柄 >

振袖と言えば花柄をイメージする人は多いはずです。
色鮮やかな花々が組み合わされた振袖は、

とても美しく華やかな雰囲気を醸し出します。
桜、梅、藤、菊、牡丹、バラなど。
桜ひとつとっても、八重桜、枝垂桜、

桜吹雪などバリエーションが豊富です。

【 桜 】

 日本の国花であり、豊かさの象徴と言われます。

【 梅 】

 厳寒の中で咲くことから、

逆境に耐える人生の理想とされます。

【 バラ 】

 ピンクは上品さ、白は清純さ、

黄色は友情などの意味を持ちます。

< おめでたい柄 >

「よい前兆」という意味の吉祥文様は、

縁起のよい柄としてお祝いの席で好まれます。
鶴、亀、鳳凰、松竹梅など多くは中国から伝わったものですが、
熨斗、橘、御所車、貝桶、宝尽くし文など

日本で生まれた柄もあります。

【 鶴・亀 】

 「鶴は千年、亀は万年」と言われるように長寿のシンボルです。

【 扇 】

 繁盛・開運の吉兆。
 邪悪を避け、福を招くとも言われます。

【 御所車 】
 平安時代の貴族の乗り物で、

 雅な王朝文化の象徴です。

< 格調の高い柄 >

平安時代、貴族に必要とされた「有職(ゆうそく)」

という決まりごとに基づく柄を有職文様と呼びます。
品格のある幾何学的なデザインで、

丸文、菱文、立涌、亀甲文などがあります。

色や柄の意味を知ると、選び方の幅も広がり、

振袖選びもますます楽しくなることでしょう!!

これから、振袖選びを始められる来年、

再来年成人のお嬢様やご家族様、
一生に一回の大切な成人式、

是非、お気に入りの「着て良かった」と

思える理想の振袖を見つけてください。

一華 京都まるなか呉服店では、

より良い成人式をお迎え頂けるように、
スタッフ一同、誠心誠意お手伝いをさせて頂きます。

当店では、振袖の購入、レンタルでお考えの方、

またはお母様の振袖でお考えの方、
是非お気軽にご相談ください。

スタッフ一同、誠心誠意お手伝いをさせて頂きます。

是非、皆様のご来店を心からお待ちしております。

ご相談・ご来店ご予約は → こちらから❤︎