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振袖の後片付け

 

2023年の成人式が終わりました!

成人式に行かれたお嬢様は、

楽しい思い出が出来ましたでしょうか。(´∀`*)

 素敵な振袖姿を楽しんだ後は、

どのように後片付けをすれば良いのでしょう。

日頃見慣れ無い着物や小物の扱いにお困りの方も多いと思います。

まず、脱いだ振袖や長襦袢は、

すぐ着物ハンガーに掛けて体温や水分をよく飛ばします。

シワくちゃなまま置いておくと、

シワが取れにくくなり、型崩れの原因になります。

また、すぐに水分を飛ばすことで、カビの防止にもなります。

お天気の良いカラッとした日にまる一日くらい干しましょう。

あまり長い日数、干しっぱなしにすると、

着物が焼けてしまったり、

重みでたぶりが出たりするので、気を付けましょう。

良く干した後は、襟や袖口、裾周り、袂、上前など、

汚れが無いかしっかりとチェックしましょう。

汚れが見つかったら、自分で触らずに、お店に持って行きましょう。

汚れをそのままにすると、シミが濃くなり、

落ちにくくなってしまいます。

汚れていないように見えても、

後から浮いて出てくることも多いので、

シーズンの終わりで、暫く着ることが無いなと思ったら、

クリーニングに出しておきましょう。

帯も広げて体温や水分を飛ばしておきましょう。

ごうかな飾り結びをした後はシワやおり筋が

たくさんよっていますが、

手のひらで軽くパンパンとたたいたり、

伸ばしたりすると、かなりきれいに戻ります。

身に着けていた小物たちも同様に、

さっと陰干ししてから片付けましょう。

足袋と肌着は洗濯してから片付けましょう。

草履は、立て掛けて干し、

底の皮の部分を良く乾かしてから片付けます。

雨や雪などで濡れてしまった時は、

ちゃんと乾き切るまで、干しましょう。

箱の中に入れる時は、割り箸などを下に置いて、

箱と底との間に空気が通る隙間を作ったり、

箱の側面に穴を開けて空気が入れ代わるような

工夫をしておくと良いですね。

草履バックは、通気性を良くしておかないと、

劣化しやすいので、気を付けましょうね。

また最近では、草履バック収納に適した、

不織布で出来ていて、活性炭パネルが上下についた、

専用の収納ケースがありますので、それを利用するのも良いですね。

帯締めは干した後、フサをきれいに整えて、

紙て巻くなどして片付けます。

簡単にフサを巻くことの出来る、

最近はコイル状のフサ収納も売っています。

帯揚げは干した後、縮緬や綸子の物なら、

当て布をして、低い温度でアイロンをかけ、

シワを伸ばして片付けます。

絞り素材の物は熱を加えると絞りが伸びてしまうので、

ノーアイロンで片付けます。

ショールは良く陰干しした後、

埃などをしっかりと振るい落としてから片付けます。

髪飾りも、形を整えて、ケースに戻しておきましょう。

次にまた素敵な振袖姿を楽しむ為に、

きれいに丁寧にお片付けして下さいね。

クリーニングなどのご相談はどうぞお気軽に。

皆様のお役に立てますよう、ご来店を心よりお待ちしております。

ご来店ご予約は →  こちらから❤︎❤︎