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振袖の着付けに使う小物


 

初夏を感じる日が多くなってきましたね。

皆様いかがお過ごしでしょうか?
振袖を着る時に小物類は何が必要なのか、

どのように使うのかというご質問がよくあります。

準備するものや補正に使うものなど、

使い方や着方を着用の順にご紹介しましょう( ^ω^ )

着物を着る時は、まず足袋から履きます。

座って履くと履きやすいので、一番最初に履きましょう。

足袋のこはぜは下から順にとめていきます。

足首を直角に立てると、こはぜがとめやすくなます。


次に裾よけをつけます。

裾よけは、くるぶしよりも短めの長さに合わせておきます。

裾よけをつけたら、肌襦袢をはおります。

肌襦袢の衿が長襦袢からのぞかないように、

衿は大きく抜いておきましょう。

ワンピース型の肌襦袢の場合は、

裾よけが付いた状態になっているので、

これ一枚で大丈夫です。

着物を着慣れないお嬢様方には、

ワンピース型の方が楽かもしれませんね(^^)


肌襦袢を着たら、ウエストのくびれの部分に

タオルを当てて、補正を入れます。

胸のところにも補正を入れて

肩からなだらかなラインをつくります。

背中の健康骨のところにくぼみができる方は

そこにも補正を入れます。

補正のタオルの数は体型によって違いますので、

多めに、フェイスタオル5枚と

ハンドタオル2枚程度用意しておきましょう。

ヒップとウエストに差が出ないように、

ヒップパッドがあると便利です。

無い場合は、ここにもタオルを使いますので、

もう一枚余分にタオルの用意をしましょう。

長襦袢には、襟芯が必要です。

折れ曲がったりしていると、外にひびきますので、

真っ直ぐなものを用意してくださいね。

長襦袢は腰紐伊達締めで着付けます。

振袖を羽織る時には、重ね衿を振袖の衿に付けておきます。

襟止めクリップが2〜3個必要です。

振袖にも腰紐伊達締めが必要です。

衿を綺麗に安定させるために、

コーリンベルトがあると良いです。

帯を結ぶ時には、前板後ろ板が必要です。

前板は脇まである、長めの物がキレイです。

後ろ板は前板の半分くらいの長さの小ぶりなものです。

帯枕は、柔らかく、体に沿うものがお勧めです。

帯枕の紐が食い込んで痛くならないように、

ガーゼなどで包まったものなどが楽ですね。

振袖の帯結びは、たくさん羽根を作り、華やかに結びます。

この時、三重仮紐があると、キレイに仕上がりますし、

背中部分がゴムなので、苦しくなく、楽で良いです。


最後に帯締め帯揚げです。

着崩れ無いように、しっかりと結びましょう。

後は、草履を履いて、バックを持って、ショールをつけて完成です。

素敵な成人式を迎える為に、早目に準備しましょうね。
わからない事や不安な事は、気軽にお店で尋ねてくださいませ。

皆様のお越しをお待ちしております。

ご来店ご予約は →  こちらから❤︎